2025/07/25 Fri カミュを連れて戻ってきたイレブンは、その足で隣の家のエマを訪ねた。 エマはカミュ──ゴンザレスが無事に戻ってきたことに、安堵の笑みを見せた。そして綺麗に畳んだ衣服と靴を、紙袋に入れて返してくれた。 チビちゃんにも会っていく? と問われたが、イレブンはその誘いを断った。 チビはカミュの妹であるらしいことが分かったものの、今夜はひとまずカミュを休ませてやりたかったのだ。 カミュは終始イレブンの肩に乗ったまま、髪を掴んだり引っ張ったりしてピーピーと鳴いていた。見ているこちらが少し心配になるくらい、興奮状態が続いていた。 そんな彼をなだめながら帰宅した頃には、時刻は21時を過ぎていた。 「それにしても、どうして急に元の姿に戻ってしまったんだろう?」 自室に戻ってすぐ、イレブンはベッドの上にカミュをおろした。彼はシーツの上を行ったり来たりして、落ち着きのない様子を見せている。 それを眺めながら、イレブンもベッドに腰掛けて「うーん」とうなった。 先ほど、壮絶な圧迫面接(めっちゃ怖かった)を受けていた際、ホメロスにもそれとなく聞いてみたのだ。あの青いハリネズミには、何か不思議な力でもあるんですか? と──。 すると「なにを言っているんだコイツは」とばかりに、怪訝そうな顔をされた。まるでゴミでも見るかのような目だった。無理もない。動物が人間に変身するなんて、アニメやゲームの世界でしかありえないのだから。 「ピーッ、ピーッ!」 すっかり考え込んでいたイレブンだったが、カミュの甲高い声に「ごめん」と笑った。放っておかれたことにご立腹なのか、あるいはまだ興奮状態が続いているのか、カミュは鳴き声をあげながらイレブンの膝に乗ってきた。 そのままクルクルと動き回ったり、イレブンのシャツをガリガリと引っ掻いたりしている。イレブンはそんなカミュの身体に、そっと優しく両手で触れた。 硬く鋭い被毛のせいで、その温もりを遠く感じる。表面をゆるくなぞるしかできない触れ方が、ひどくもどかしかった。 「ピィッ、ピッ、ピー!」 「うん。ボクも、キミが戻ってきてくれて嬉しいよ。でも困ったな……キミと会話をするのに慣れきってしまったから、すごく焦れったい気分なんだ」 この姿のカミュも可愛らしくて、愛おしいことに変わりはない。けれどあの甘く爽やかなテノールに、名前を呼んでもらえないのはやはり寂しかった。 こうして彼が戻ってきてくれただけで十分だと、そう思うべきなのに。 あの不思議な現象が引き起こされた原因はなんだったのか、そのキッカケさえ分かればと、どうしても考えてしまう自分がいる。 「ピィ、ピ……ピ……」 するといつしか、カミュの声が弱々しいものになっていた。息も荒く、直に皮膚に触れているわけでもないのに、身体の熱さが伝わってくる。 「カミュ、疲れた? 大丈夫か?」 なんとか落ち着かせようとするけれど、その間にもカミュはイレブンの手にしがみついたり、身体を擦りつけようとしてくる。なんだかだいぶ様子がおかしい。 どうしたものかと困り果てているうちに、だんだん左手の包帯がほどけてきた。その隙間から、奇妙な形のアザが覗く。カミュはその鼻先を包帯の下に潜り込ませようとして、グリグリと押しつけてきた。 その瞬間── 「うわっ……!?」 カミュの身体がまばゆい光に包まれた。眩しさにぎゅっと目を閉じたイレブンだったが、それはほんの一瞬のことだった。 「ッ、か……ミュ……?」 膝の上にあったはずの小さな温もりが、ヒトの姿に変わっていた。小動物とは異なる、ずっしりとした重みを感じる。 イレブンを跨ぐようにして、彼は一糸まとわぬ姿をさらしてそこにいた。 「イレブン……」 淡桃に色づく肌が汗に艶めき、宝石のような青い瞳は悩ましげに揺れている。 あれほど切望していた姿を目の前にして、イレブンはそのあられもない様子に唖然とするしかなかった。 カミュは熱っぽい息を漏らしながら、そんなイレブンの首に抱きついてくる。 「わっ……!?」 その拍子に、背中からベッドに倒れ込む。 「カミュ、キミ……っ、その姿、どうして?」 「イレブン、オレ……わかったよ……」 「ッ、ぇ……?」 「お前が言ってた好きの意味……オレも同じだったんだ。他のやつには、こんな気持ちになったりしない……」 とろりとした眼差しがグッと近づき、唇に熱が押し当てられた。しっとりと濡れたような感触に、目の前がチカチカと赤くなる。 「ッ、~~……!」 もはや理性の限界だった。そこにはただ溢れんばかりの喜びと劣情だけがある。 イレブンはその華奢な背を掻き抱いて、ぐるりと身体を反転させた。そして思うがままに、薄い唇を貪った。 「んぅッ……、は…っ、んん……っ!」 舌を絡めるようなキスなんて、エッチな本や動画でしか見たことがない。それでも考えるより感じるままに、愛しいという気持ちをぶつけた。 濡れた肉が擦れるたびに、頭の芯に痺れが走る。必死で応えようとしてくれるカミュのいじらしさが、イレブンをますます駆り立てた。 「は、ふ、…っ、ん……っ」 酸欠で息が苦しくなるまで、キスは途切れることなく続いた。脳が茹だったように熱かった。唾液の糸を引きながら離れたカミュの唇が、真っ赤に濡れて色づいていた。跳ねる鼓動に意識が眩む。 「イレ、ブン……なあ、イレブン……」 「……ん、なに?」 零れそうなほど瞳をうるませ、カミュがイレブンの下で小首をかしげる。 「オレのこと、まだ特別だって、思ってくれるか?」 「……ッ、当たり前だろ!」 声がひっくり返って情けなかった。もっと格好よく言えたらよかったのに。いっそ苛立ちにも似た激情に身を任せ、カミュをキツく抱きしめた。 「初めて会ったときから、キミはずっと、ボクだけの特別だ!」 カミュが笑うと、身体全体に小さな振動が伝わってきた。彼はイレブンに頬ずりをして、耳元に唇を押しつけると「ありがとな」と囁くように言った。 「なら、いいぜ」 「カミュ……?」 「お前のためならオレ、メスにだってなるよ」 胸の奥底から、熱湯が噴き出すようだった。とっさにヒュッと息を呑んだあと、恥ずかしいくらい大きな音を立てて喉を鳴らしてしまう。 本当に、どこまでも格好がつかない。だけど、もういいやと思った。 オスとして走り出した本能の前に、イレブンは開き直りにも似た境地に達した。 * 結論から言うと、行為は成功したとはいえない結果に終わった。 未熟な二人が何の準備もなしに突っ走れるほど、男同士の行為は甘くない。 前々からこっそりと、多少の下調べはしていたけれど、いざとなるとそう上手くはいかないものだ。 結局、ひたすらカミュに負担を強いることになってしまった。 潤滑剤はハンドクリームで代用するしかなかったし、保健の授業で配布されていたスキンは、イレブンにはいささか小さすぎた。だから装着するのは諦めた。 そうやって時間をかけて、なんとか挿入の段階にこぎ着けたものの、カミュは痛みに震えながら脂汗をかいていて、見ているのもつらいほどだった。 これ以上は無理だと判断し、イレブンは途中で断念しようとした。けれどカミュは、それをひどく嫌がった。 「頼むからちゃんと、オレをお前のものにしてくれよ」 ズルいと思った。そんなことを言われたら、引くに引けなくなってしまう。 ひどく迷ったあと、イレブンはカミュを労わるように抱きしめて、嫌というほどキスをした。何度も繰り返し好きだと言って、その身体から強張りが抜けるの根気よく待った。 そうして少しずつ、奥まで自身を飲み込ませていった。 するとカミュは、目にいっぱいの涙をためながら「嬉しい」と言った。苦しげに、けれど甘くかすれた声で、「好きだ、イレブン」と。 これ以上どうしたらいいか分からないくらい、膨らんだ愛しさが胸で弾けた。そしてそれは、不幸な事故を起こす引き金になった。 「……あッ」 耐えて耐えて耐え抜いて、本懐を遂げた瞬間に。せめてナカで出さないようにと、細心の注意を払うつもりでいたにも関わらず。 イレブンは大暴発を起こしてしまったのだ。 (死ぬほど気持ちよかったけど) 二人並んでベッドに横たわりながら、イレブンはちょっと泣きたい気持ちで天井を見上げていた。腕の中ではカミュがピッタリとこちらに身を寄せ、寝息を立てている。 まだ少し赤いままの頬に愛おしさが溢れ、ますます泣きたい気持ちになった。 (同じくらい、死ぬほど情けない……) 苦しい思いをさせてしまったし、最低限のエチケットすら守れなかった。それなのに、どこかでは満たされている自分がいる。カミュにばかり負担をかけたあげく、こんなにも格好悪い初体験になってしまったというのに。 けれど、だからこそ、イレブンの心は感謝の念で満たされていた。華奢な身体で精一杯、こんな自分を受け止めてくれた、なにより大切な存在に。 「ありがとう、カミュ」 指先で、その頬をくすぐった。ん、と小さな声を漏らして、カミュは一瞬ぎゅっと目を閉じた。起こしてしまったかと思ったが、彼はそのまま眠り続けた。 (絶対、幸せにしよう) カミュを守るようにいっそう抱き寄せ、イレブンは固く胸に誓うのだった。 ←戻る ・ 次へ→
エマはカミュ──ゴンザレスが無事に戻ってきたことに、安堵の笑みを見せた。そして綺麗に畳んだ衣服と靴を、紙袋に入れて返してくれた。
チビちゃんにも会っていく? と問われたが、イレブンはその誘いを断った。
チビはカミュの妹であるらしいことが分かったものの、今夜はひとまずカミュを休ませてやりたかったのだ。
カミュは終始イレブンの肩に乗ったまま、髪を掴んだり引っ張ったりしてピーピーと鳴いていた。見ているこちらが少し心配になるくらい、興奮状態が続いていた。
そんな彼をなだめながら帰宅した頃には、時刻は21時を過ぎていた。
「それにしても、どうして急に元の姿に戻ってしまったんだろう?」
自室に戻ってすぐ、イレブンはベッドの上にカミュをおろした。彼はシーツの上を行ったり来たりして、落ち着きのない様子を見せている。
それを眺めながら、イレブンもベッドに腰掛けて「うーん」とうなった。
先ほど、壮絶な圧迫面接(めっちゃ怖かった)を受けていた際、ホメロスにもそれとなく聞いてみたのだ。あの青いハリネズミには、何か不思議な力でもあるんですか? と──。
すると「なにを言っているんだコイツは」とばかりに、怪訝そうな顔をされた。まるでゴミでも見るかのような目だった。無理もない。動物が人間に変身するなんて、アニメやゲームの世界でしかありえないのだから。
「ピーッ、ピーッ!」
すっかり考え込んでいたイレブンだったが、カミュの甲高い声に「ごめん」と笑った。放っておかれたことにご立腹なのか、あるいはまだ興奮状態が続いているのか、カミュは鳴き声をあげながらイレブンの膝に乗ってきた。
そのままクルクルと動き回ったり、イレブンのシャツをガリガリと引っ掻いたりしている。イレブンはそんなカミュの身体に、そっと優しく両手で触れた。
硬く鋭い被毛のせいで、その温もりを遠く感じる。表面をゆるくなぞるしかできない触れ方が、ひどくもどかしかった。
「ピィッ、ピッ、ピー!」
「うん。ボクも、キミが戻ってきてくれて嬉しいよ。でも困ったな……キミと会話をするのに慣れきってしまったから、すごく焦れったい気分なんだ」
この姿のカミュも可愛らしくて、愛おしいことに変わりはない。けれどあの甘く爽やかなテノールに、名前を呼んでもらえないのはやはり寂しかった。
こうして彼が戻ってきてくれただけで十分だと、そう思うべきなのに。
あの不思議な現象が引き起こされた原因はなんだったのか、そのキッカケさえ分かればと、どうしても考えてしまう自分がいる。
「ピィ、ピ……ピ……」
するといつしか、カミュの声が弱々しいものになっていた。息も荒く、直に皮膚に触れているわけでもないのに、身体の熱さが伝わってくる。
「カミュ、疲れた? 大丈夫か?」
なんとか落ち着かせようとするけれど、その間にもカミュはイレブンの手にしがみついたり、身体を擦りつけようとしてくる。なんだかだいぶ様子がおかしい。
どうしたものかと困り果てているうちに、だんだん左手の包帯がほどけてきた。その隙間から、奇妙な形のアザが覗く。カミュはその鼻先を包帯の下に潜り込ませようとして、グリグリと押しつけてきた。
その瞬間──
「うわっ……!?」
カミュの身体がまばゆい光に包まれた。眩しさにぎゅっと目を閉じたイレブンだったが、それはほんの一瞬のことだった。
「ッ、か……ミュ……?」
膝の上にあったはずの小さな温もりが、ヒトの姿に変わっていた。小動物とは異なる、ずっしりとした重みを感じる。
イレブンを跨ぐようにして、彼は一糸まとわぬ姿をさらしてそこにいた。
「イレブン……」
淡桃に色づく肌が汗に艶めき、宝石のような青い瞳は悩ましげに揺れている。
あれほど切望していた姿を目の前にして、イレブンはそのあられもない様子に唖然とするしかなかった。
カミュは熱っぽい息を漏らしながら、そんなイレブンの首に抱きついてくる。
「わっ……!?」
その拍子に、背中からベッドに倒れ込む。
「カミュ、キミ……っ、その姿、どうして?」
「イレブン、オレ……わかったよ……」
「ッ、ぇ……?」
「お前が言ってた好きの意味……オレも同じだったんだ。他のやつには、こんな気持ちになったりしない……」
とろりとした眼差しがグッと近づき、唇に熱が押し当てられた。しっとりと濡れたような感触に、目の前がチカチカと赤くなる。
「ッ、~~……!」
もはや理性の限界だった。そこにはただ溢れんばかりの喜びと劣情だけがある。
イレブンはその華奢な背を掻き抱いて、ぐるりと身体を反転させた。そして思うがままに、薄い唇を貪った。
「んぅッ……、は…っ、んん……っ!」
舌を絡めるようなキスなんて、エッチな本や動画でしか見たことがない。それでも考えるより感じるままに、愛しいという気持ちをぶつけた。
濡れた肉が擦れるたびに、頭の芯に痺れが走る。必死で応えようとしてくれるカミュのいじらしさが、イレブンをますます駆り立てた。
「は、ふ、…っ、ん……っ」
酸欠で息が苦しくなるまで、キスは途切れることなく続いた。脳が茹だったように熱かった。唾液の糸を引きながら離れたカミュの唇が、真っ赤に濡れて色づいていた。跳ねる鼓動に意識が眩む。
「イレ、ブン……なあ、イレブン……」
「……ん、なに?」
零れそうなほど瞳をうるませ、カミュがイレブンの下で小首をかしげる。
「オレのこと、まだ特別だって、思ってくれるか?」
「……ッ、当たり前だろ!」
声がひっくり返って情けなかった。もっと格好よく言えたらよかったのに。いっそ苛立ちにも似た激情に身を任せ、カミュをキツく抱きしめた。
「初めて会ったときから、キミはずっと、ボクだけの特別だ!」
カミュが笑うと、身体全体に小さな振動が伝わってきた。彼はイレブンに頬ずりをして、耳元に唇を押しつけると「ありがとな」と囁くように言った。
「なら、いいぜ」
「カミュ……?」
「お前のためならオレ、メスにだってなるよ」
胸の奥底から、熱湯が噴き出すようだった。とっさにヒュッと息を呑んだあと、恥ずかしいくらい大きな音を立てて喉を鳴らしてしまう。
本当に、どこまでも格好がつかない。だけど、もういいやと思った。
オスとして走り出した本能の前に、イレブンは開き直りにも似た境地に達した。
*
結論から言うと、行為は成功したとはいえない結果に終わった。
未熟な二人が何の準備もなしに突っ走れるほど、男同士の行為は甘くない。
前々からこっそりと、多少の下調べはしていたけれど、いざとなるとそう上手くはいかないものだ。
結局、ひたすらカミュに負担を強いることになってしまった。
潤滑剤はハンドクリームで代用するしかなかったし、保健の授業で配布されていたスキンは、イレブンにはいささか小さすぎた。だから装着するのは諦めた。
そうやって時間をかけて、なんとか挿入の段階にこぎ着けたものの、カミュは痛みに震えながら脂汗をかいていて、見ているのもつらいほどだった。
これ以上は無理だと判断し、イレブンは途中で断念しようとした。けれどカミュは、それをひどく嫌がった。
「頼むからちゃんと、オレをお前のものにしてくれよ」
ズルいと思った。そんなことを言われたら、引くに引けなくなってしまう。
ひどく迷ったあと、イレブンはカミュを労わるように抱きしめて、嫌というほどキスをした。何度も繰り返し好きだと言って、その身体から強張りが抜けるの根気よく待った。
そうして少しずつ、奥まで自身を飲み込ませていった。
するとカミュは、目にいっぱいの涙をためながら「嬉しい」と言った。苦しげに、けれど甘くかすれた声で、「好きだ、イレブン」と。
これ以上どうしたらいいか分からないくらい、膨らんだ愛しさが胸で弾けた。そしてそれは、不幸な事故を起こす引き金になった。
「……あッ」
耐えて耐えて耐え抜いて、本懐を遂げた瞬間に。せめてナカで出さないようにと、細心の注意を払うつもりでいたにも関わらず。
イレブンは大暴発を起こしてしまったのだ。
(死ぬほど気持ちよかったけど)
二人並んでベッドに横たわりながら、イレブンはちょっと泣きたい気持ちで天井を見上げていた。腕の中ではカミュがピッタリとこちらに身を寄せ、寝息を立てている。
まだ少し赤いままの頬に愛おしさが溢れ、ますます泣きたい気持ちになった。
(同じくらい、死ぬほど情けない……)
苦しい思いをさせてしまったし、最低限のエチケットすら守れなかった。それなのに、どこかでは満たされている自分がいる。カミュにばかり負担をかけたあげく、こんなにも格好悪い初体験になってしまったというのに。
けれど、だからこそ、イレブンの心は感謝の念で満たされていた。華奢な身体で精一杯、こんな自分を受け止めてくれた、なにより大切な存在に。
「ありがとう、カミュ」
指先で、その頬をくすぐった。ん、と小さな声を漏らして、カミュは一瞬ぎゅっと目を閉じた。起こしてしまったかと思ったが、彼はそのまま眠り続けた。
(絶対、幸せにしよう)
カミュを守るようにいっそう抱き寄せ、イレブンは固く胸に誓うのだった。
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